机上査定と訪問査定の違いについて
戸建やマンション・土地などの不動産を売却するためには、不動産会社に査定を依頼する必要があります。査定方法には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があるため、あらかじめ違いについて知っておきましょう。
目次
机上査定（簡易査定）について
「机上査定」とは、その言葉のとおり机の上でわかる範囲で査定することです。机上でわかる範囲とは、その物件の面積や成約事例やインターネット等で調べることができる情報をもとに価格を算出する査定のことをいいます。
あくまでも書類上の情報による査定になるので、書類上ではわからないその物件ならではの特徴を考慮して価格に反映することはできません。実際の売却価格と多少の誤差が出る場合があります。
実際に現場で査定をするわけではありませんので、担当者とスケジュールを合わせて立ち会う手間が不要です。早ければ１日程度で査定額を確認することができるでしょう。
訪問査定（実査定）
一方「訪問査定」は実際に現地を訪れて査定を行うことです。現地を訪れることによって、書類上ではわからない情報を知ることができるので、机上査定よりも正確な査定額を提案することができます。ただし、査定額が算出されるまで１週間程度の時間がかかるため、余裕を持って査定を依頼しましょう。
まずは複数の不動産会社へ机上査定を依頼して、その中から信頼できる不動産会社へ訪問査定を依頼するのがオススメです。机上査定と訪問査定をうまく使いわけて、納得のいく不動産売却を行いましょう。